僕の長年の夢である「ガレージで仲間とわいわい楽しむ」が叶った日
今から16、7年前、僕は将来自分で車屋をやる事を夢見るとある中古車屋の整備士だった。
当時は所さんの世田谷ベースもまだ完成していない時期で、職場にあったガレージライフという全国のいろんなガレージが紹介されている雑誌をほぼ毎日読み漁っていた。色んなガレージをみていくうちに若かりし頃の僕は漠然とした夢を見るようになった。
それは、「いつかは自分の理想のガレージを建てたい。そしてそのガレージで仲間とわいわい楽しみたい」
2018年9月1日、僕はその夢を叶えた。
Kussunガレージはクラウドファンディングで仲間が助けてくれたから完成した
去年の年末、僕は窮地に立たされていた。
長年の夢だったガレージ建設が現実になりそうになった矢先に、ガレージ建設地の地盤が弱い事が判明してそのために高額な杭を打たなくてはならなくなったからだ。
僕は悩みに悩んだ末に横山さん(@yzan_travel)に相談して、その費用をクラウドファンディングで集める事にした。
このクラウドファンディング、『くっすんガレージ物語』の詳細についてはこちらを参照してほしい。
なんにせよ、本職がマーケティングコンサルタントの横山さんが無償で協力してくれ、たくさんの仲間に支えられ、僕はこのKussunガレージの杭を打つ費用100万円を調達する事ができた。
という事で今回の杭祭2018の開催趣旨は
- 僕の長年の夢だったガレージの完成お披露目会
- 建設の際に僕を助けてくれた仲間への感謝を示すイベント
- KussunガレージCafe&Barのオープン記念イベント
の3つ。
Kussunガレージに50人以上が集まった
クラウドファンディングではPolkaを含め100人以上が支援してくれた。
でも流石にただの個人のガレージにここまで多くの人に来てもらえるとは思わなかった。
こうして当日はあいにくの雨にも関わらず遠くは札幌、関東、関西をはじめ全国から50人以上が集まった。
札幌の魚屋なっきさんがおつまみを送ってくれたり、
住まいも岐阜が間近なヒラが郡上八幡サイダーを送ってくれたり、
アパマンショップの田儀さんは杭祭の開催のために豪華な花まで送ってくれた。
僕が前日から手作りカレーを仕込んでみんなに振舞ったり、
朝は10人くらいでまったりスタートしたけど、
昼すぎくらいから急激に増えてきて満員状態。こんなガレージの光景はみた事ない。
そしてワカがワカプロを開催してくれた。
対戦カードは岡田剛史VSレイパロマ。夢の対戦カードがこんな小さなガレージで実現するなんて、、、
子供達は泣き出す子もいたけど大盛り上がりでなぜか僕がウィナーに(笑)
https://twitter.com/shigeo_1110/status/1035770365446746112
こなちゃんが日本に帰ってきてた事もあって活動休止中のDJわいざんのパフォーマンスも大いに盛り上がった。
府中国府祭で数千人を沸かせたあの伝説のステージがこれまた、こんな小さなガレージで開催されるとは奇跡としか言いようがない。
https://twitter.com/HirosevenNkr/status/1035813546913759232
さらにはあのパリピ選手権の名古屋大会を制して注目度が急上昇中の名古屋の全力パフォーマーの鈴木重雄のライブまで。
9月末に全国大会が東京であるらしいから、頑張って優勝してほしい。
夜になっても仕事帰りの人がたくさん駆けつけてくれて一向に一足が途絶えない。
最終的には終始頑張ってくれたわいざんはおネム(笑)
こうして朝10時から始まった杭祭2018は大盛況で幕を閉じた。
杭祭2018を今振り返ってみて
15、6年前の僕はこんな日が訪れるなんて全く予想できなかった。
確かにこの日、「ガレージで仲間とわいわい楽しむ」という僕の夢は叶った。
前述した通り、この夢の実現までなんども困難が訪れたけど、その度にみんなが助けてくれた。
家族、僕と一緒に会社を作ってくれた仲間、頼りない店で車を買ってくれた友達やお客さん、クラウドファンディングを無償で手伝ってくれて成功に導いてくれたKussunガレージカフェの責任者でもあるわいざん、杭祭に参加してくれた演者さんやお客さん、その他にもこれまで僕に関わってくれた多くの人の協力や支えが有ったからこそこの日を迎えられたと思っている。
本当に感謝しかありません。みんな、ありがとう。
杭祭2018は新たな伝説の始まり KussunガレージCafe&Bar グランドオープン
最後に、このKussunガレージはこの杭祭2018をもってグランドオープンした。
新しい伝説を作るために一人でも多くの人に遊びに来てほしい。