こんにちは。1ヶ月ぶりのブログ更新。くっすん(@kussunokio)です。
昨年末の12月28日に開始したクラウドファンディング『くっすんガレージ物語』が本日未明に終了しました。でも実は開始から1週間で目標の100万円を達成していました。
最終的にはパトロン94人。達成率も120%を超えました。パトロン初め、協力してくれたみんなには本当に感謝しています。今日はこのクラウドファンディングについて僕が感じたこと、気がついた事を記します。
まず、なぜ僕がこのクラウドファンディングを始めようと思ったのか?
初めのブログ(僕が1週間でクラウドファンディングを達成できた理由)にも書きましたが、僕はただお金が集めたっかった訳ではなかったんです。確かにお金は必要だった。15年以上想い続けた夢がお金が足らない事で絶たれようとしたことも事実。でも、自分で頑張って働いて貯めることもできたんです。それでもあえてクラウドファンディングに挑戦したのは、これに挑戦することで、その時は見えなかった何かに気がつくことができるような気がしたからです。
初めてクラウドファンディングをやる事を決意してから、2日で構成を考え、CAMPFIREのページを完成させ、公開してから1ヶ月、その間にとても大きな気づきと学びがありました。
僕がクラウドファンディングで学んだ3つの重要な視点
1クラウドファンディングは一人では何もできない
まず、僕は12月25日にクラウドファンディングをやると決意した時点で、すぐにメッセンジャーでわいざん(@yzan_travel)に相談しました。僕の選択肢の中にクラウドファンディングというものがあったのも、普段からわいざんに「くっすんはクラファンやった方がいいですよ」って言われていたからなんですね。今までクラウドファンディングを成功させてきたわいざんの力を借りることに僕は何のためらいも有りませんでした。もちろんいつも通り、僕の決意を全肯定してくれたわいざんと翌日には作戦会議。もうすでにこの時点で僕一人では考えられなかった、たくさんのアイデアを得ることができたんです。All or NothingでいくことやFacebookグループを作る事も全てわいざんから教えて貰ったこと。本業がコンサルのわいざんが、これを無償で僕に協力してくれたことには頭が上がりません。わいざん、本当にありがとう!
そしてその当日の夜にはFacebookの非公開グループを作って、僕のクラウドファンディングに協力してくれる人を募集。このグループには当初から30人くらいが参加してくれて、最終的には80人規模にまで膨れあがりました。
そのメンバーで夜通しアイデアや意見を持ち寄り、たった2日でCANPFIREのページを完成することができたんです。ここでも僕は一人だけだったら間違いなく心が折れていただろうし、本当に心強かった。でも本当に嬉しかったのは、みんなが僕のことを単純に助けたいと思ってくれただけではなくて、一人一人が自分ごとのように真剣に考え、みんなで何かを成し遂げようとする事の楽しさを感じていてくれた事なんですよ。例えるなら文化祭の準備をクラス全員でワイワイやっているイメージ。熱くなりすぎて意見がぶつかるほどに盛り上がって、公開前の準備だけでめちゃくちゃ楽しかった。
2クラウドファンディングは初動が9割
公開直前にグループ内で盛りがったのが、年内の達成率をどこまでもっていけるかというところ。どうにか初動で動きをつけたいという事でグループのメンバーが公開直後から支援を開始してくれて、深夜だったにも関わらずメインリターンであった[杭オーナーになれる権利]25本が数時間で売り切れることに。
その勢いを目の当たりにした人がさらに支援をしてくれるという良い循環に入っていったんです。そのおかげで年内の目標が達成率50%だったのにも関わらず、年内に70%を超えるところまでいけた事が本当に大きかった。
もし、公開前の時点で「ゆっくりじっくり様子を見ましょう」なんて考えていたら絶対にうまくいってなかったでしょう。初動がいかに大切かを思い知らされることになりました。
3クラウドファンディングはお金集めではなく仲間集め
僕はFacebookグループを作って、そのグループのみんなが自分ごとのように協力してくれるのを目の当たりにした時点で、クラウドファンディングの本質的な部分の一つに気がつく事ができました。
それは、クラウドファンディングはお金集めではなく、仲間集めだということ。
もし僕が初めからお金のことだけを考えていたら、間違いなくみんなはここまで協力してくれていなかっただろうし、僕の想いに共感してくれた全く見ず知らずの人までもが協力してくれることには、絶対に至らなかったと思います。
正直、ここが圧倒的に一番大きかった。スタートする前に僕が感じた、得られそうな何かとは仲間だったんですね。
全く会ったこともなく、このクラウドファンディングをするまでお互いに存在さえも知らなかった小松さん(@kkbaseusa0630)が僕のことをブログに書いてくれたのも、めちゃ嬉しかったなあ。
そもそも、クラウドファンディングを公開することも、たった1週間で達成できたのも、最終的に120%までいくことができたのも、全て仲間のおかげ。正直なところ、僕自身も1年ほど前まではクラウドファンディングはただのお金集めだと思っていたんですよ。「なんで自分のお金でやらないんだろう?」って思ってた。でも自分でやる前に、クラウドファンディングをやってる人を否定しなくて本当に良かったと思っています。今考えると本当に恥ずかしい。
クラウドファンディングを始めるのは誰でも初めは怖いですよ。僕だって自分の信用が可視化されるのが本当に怖かった。でもこれを全て経験した後に思うのは、極論結果なんてどうでも良いんですよ。大人なっても仲間と本気で何かに取り組むことは、とても価値があると思うんです。お金が集まるかどうかよりも、そのプロセスの方にはるかに価値があると思うんです。だから、もし自分もチャレンジしてみたいなって思ってる人がいたら恐れずに挑戦してほしいと思います。僕もその想いに共感できたら全力で応援しますから。
クラウドファンディンで僕が一番大事だと思ったこと。
支援してくれた人には本当に感謝してる。でも僕は、その人たちだけと仲良くするつもりはありません。
自分の視野を狭めたくない。
たまたま共感できないだけかもしれないし、たまたまお金が厳しいのかもしれない。
支援してくれたかどうかで判断してしまったら結局お金だけの関係になってしまうから。— くっすん 楠一成📫 #KUSSUN (@hunfooli) 2018年1月5日
クラウドファンディングはどうしても全ての人がその人の想いに共感できるわけではないし、お金が絡む以上、全ての人が支援できないということ。これを理解できるかが一番重要な気がします。
ほんとは見つけた瞬間にすぐお祝いを言いたかったけど
『お金出せてないしな』って踏み止まった。この投稿見れて良かったです、
おめでとうは言いたかったですから。#楠に乾杯アクエリですけど
くっすんさん
おめでとうございます!(*^^*) pic.twitter.com/AwVyZp1jzt— Kana Uehara かなっぺ (@Kana00pe) 2018年1月5日
クラウドファンディングは仲間集めだとは思うけど、支援できない人が仲間じゃないと思ってしまったらあまりにも残念すぎる。支援してくれた人はとても大事だけど、支援できなかった人の中にも大切な仲間がたくさんいると思います。そこを勘違いしてしまうとクラウドファンディングによって本当に大切なものを失ってしまうと思います。
最後になりましたが、パトロンになってくれたみんな、このクラウドファンディングを広めてくれたみんな、いつも僕を応援してくれている全ての人に感謝しています。
本当にありがとう!
CAMPFIRE 『くっすんガレージ物語』~みんなの想いを杭に打ち込め~
追記
たくさんの方のお陰でついに理想のアメリカンガレージが完成しました。